アルカリカラーは脱色と染色が同時に行なわれています。髪のメラニンを脱色して色が入る事で視覚で認識できる色となります。色が落ちて脱色されただけの状態がいわゆる褪色というものです。現在のところ褪色を防ぐ事は出来ません。しかし、褪色する事でカラーチェンジが可能だという事も言えます。長持ちしない原因としては、新生部に塗布したカラー剤をそのまま毛先に塗布する事が挙げられます。毛先は既に以前のカラー施術で脱色されており、新生部とは条件が違います。毛先は脱色作用の無い色味だけを塗布するなどの塗り分けでかなり色持ちが違います。また紫外線防護や普段のヘアケアに注意する事で褪色を遅らせる事が出来ます。※色味や明るさによっても体感褪色は変わります。一般的には赤系の褪色はやや早い傾向にあります。