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感光性染毛クリーム使用後、酸化染毛剤で緑に変色ーPART2

硫酸銀(硝酸銀)配合の感光性染毛クリームを使用後、ヘアカラー(酸化染毛剤配合のもの)をする事により緑がかった色に変色してしまう事例があります。使用説明書に注意書きはありますが、見落としてしまっている場合があるようです。そこでいろいろ調べたらヨウ素が有効だとの情報を得て実験しました。実験結果はコチラ今回はその他の方法でカラーチェンジは可能か検証しました。緑になってしまった方へお勧めするものではありません。自己責任でお願い致します。

硫黄を反応させる

←0 ←1

←0が緑に変色ッしてしまった毛束です。←1は硫黄を反応させた毛束です。今回の実験はシャンプーに混ぜる硫黄配合ローションを使用しました。
トーンアップはしませんので暗くなっても構わない方はこの方法が早く負担の少ない方法と言えます。しばらくこの色で我慢しましょう。
硫酸銀の残留度によって若干のムラが出来るようです。入浴剤で硫黄が配合されているものがあれば同様の結果が出ると思います。(薬用入浴剤:湯の素等)

ブリーチで脱色

←3 ←4

ダメージを承知でブリーチ。←3のようにムラになります。きれいじゃありません。この状態で我慢出来ない方はマニキュアを塗布するしか無いでしょう。カチオン系マニニュア(+)は銀が残留しているこの状態では銀イオン(Ag+)の影響で染まりは悪くなります。まったく染まらない場合もあります。再び酸化染毛剤で染めてしまうと←4のように緑になります。通常毛にブリーチするよりダメージが感じられます。

ヨウ素を反応させた毛髪に酸化染毛剤は有効か?

  ←5←6

←5は希ヨードチンキによって茶褐色に変化した毛髪です。この毛髪に酸化染毛剤を使用してみます。←6左は7レベルのナチュラルブラウン←6右は10レベルナチュラルブラウン使用です。明度は上がりません。むしろトーンダウンします。緑味は出ませんが、通常カラー時と違う発色になります。そして驚く事に発色まで15秒程度しかかかりませんでした。15分放置しても色はあまり変わりません。希ヨードチンキの残留が発色に影響を与えていると思われます。ヨウ素を反応させた場合は当日カラーせず、毛髪のpHが安定した後目立たない部位でテストカラーをしてからが良いようです。カラーのメーカーなどによっても発色は変わる可能性もありますのであくまでも自己責任で・・・。

自己申告をお願い致します

感光性染毛クリームの使用経験があるお客様は必ず申告していただきますようお願い致します。使用経験のあるお客様は当サロンでのカラーリングは施術出来ません。ご了承願います。またパーマに関しては使用後5〜6週間の間隔は最低でも必要です。

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