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女性男性型脱毛症

女性にも男性型脱毛症と似た症状が出る場合があります。女性は副腎や卵巣でテストステロン(男性ホルモンの一種)を分泌しています。血中テストステロンで比べると、男性の5〜10%(1/10〜1 /20)です。年齢が若いうちは脱毛が起きにくいのですが、40歳前後から卵巣機能の低下により女性ホルモンの分泌量が減ってくると、相対的にテストステロンの 量が増えます。5αリダクターゼという酵素が作用しジヒドロテストステロン (DHT) へと代謝されるため頭頂部の毛が細くなり、頭皮が透けて見え始めます。加齢と共に増加する傾向があります。

男性型脱毛症と症状は似ていても同じ治療は出来ない。

男性型脱毛症は5αリダクターゼを抑制するフィナステリド(プロペシアの主成分)が有効ですが、女性型男性脱毛症も脱毛メカニズムが似ているとはいえ女性にはプロペシアは処方されません。フィナステリドは、女性や未成年者の服用が禁じられています。妊娠している女性のがフィナステリドを服用すると、胎児に悪影響があり生まれてくる子供に障害が出る可能性があります。特に男の子の場合は生殖器に異常が出る場合があるそうです。フィナステリドは皮膚からも吸収される為、触れる事もいけません。もしご主人が服用していたら相当な注意が必要になります。女性には「ミノキシジル」を含有した育毛剤が多く使われます。しかし妊婦の方、授乳中の方、高血圧、低血圧の方には副作用の報告があります。

近年低年齢化する女性男性型脱毛症

統計によると女性型男性脱毛症に悩む女性は20代で3%、30〜40代で16%、50〜60代で24%、70代で28%、80代で32%となっています。男性型脱毛症は25年前統計からあまり変化が見られないのに対し女性は近年若年層にこの脱毛症が増えているようです。一説にはストレスによりテストステロンの分泌が増える、エストロゲン(女性ホルモン)の分泌が減少すると言われています。若年層の女性が受けるストレスが増大しているのでしょうか?また無理なダイエットや偏食等も原因の一つと考えられています。

女性型男性脱毛症危険度セルフチェック

それぞれが脱毛に直結する訳ではありませんが、多く該当する程女性男性脱毛症の症状が出る可能性が高まります。
両親、姉妹、祖父母に頭毛が薄い人がいる。
髪のハリ、コシが無くなってきた
抜毛が多い(1日100本以上)、抜毛に短い毛が多い。
頭皮に弾力が無い。
ストレスが溜まっている
皮脂の分泌が多い。頭皮がすぐベタつく。または突っ張る感じの乾燥状態。
低血圧、貧血、偏食気味。
生理不順や無月経。
鏡を見る時間が極端に少ない。

気になる方は専門医による診断を

科学的根拠の無い民間療法などは症状を悪化させる事もあり得るので、専門医に診断を受け適切な治療を施しましょう。

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