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パーマの種類

デジタルパーマの普及に伴い様々なホットパーマがメニュー化されていますが、いろいろ出てくると、何が何やらわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか?パーマの種類を整理してみましょう。

デジタルパーマ

「デジタルパーマ」実は登録商標です。株式会社パイモア様の「デジタルフリー」(写真左)というマシンを使わないと「デジタルパーマ」を名乗れません。薬剤も純正のものがあります。
コールドパーマや、加温機を使う加温式パーマは濡れている時が一番カールやウェーブが出ていて、ドライヤーで乾かすとカールやウェーブがのびますが、デジタルパーマはロッドが発熱し薬剤の力と併用してかけるメカニズム上、濡れている時より、乾いている状態の方がウェーブが出ています。このため形状記憶パーマと称されるのです。

ホットパーマ

「デジタルパーマ」の名称は登録商標として保護されていますが、かけるメカニズムに特許がある訳ではありませんので違うマシンやツール、薬剤、技法などでメーカーやサロンが様々なネーミングをしています。これらを総称して業界では「ホットパーマ」「形状記憶パーマ」と呼ばれています。薬剤や設定温度は様々です。デジタルパーマ、デジカール、システムキュール、マイクロパーマ、サイエンスカール、メモリーカール、セレブカール、フェミニンカール、ナチュラルカール、マトリックスカール、ユーティリティーパーマシステム、システム・キュールなども同じメカニズムでかけています。

コテパー

もちろん「コテパー」もホットパーマです。熱を加えるツールがロッドではなくアイロン(コテ)になっただけです。ロッド加熱タイプよりも、髪に熱が加わる時間が短いですが、温度設定はやや高く、カールやウェーブは弱めです。結構手間がかかります。アイロンパーマ(アイパー)と混同されないようにこのように呼ばれています。

アイロンパーマ

理容室での施術。平型アイロン、細丸アイロン、六角アイロン等を使用して、パーマをかけます。平型アイロンはストレートで方向付けをするもので「アイパー」と呼ばれ、六角アイロンで細かくカールをつけるのが「パンチパーマ」です。アイロンパーマは様々な技術の総称です。

エアーウェーブ

「新・形状記憶パーマ」と呼ばれるもので、熱効率の高い循環式バキューム機構の開発によって可能となったものです。写真のようにロッドにエアーを送り込みます。空気の力で温度と湿度をコントロールしてウェーブやカールを形成します。

加温式パーマ

左の写真のような遠赤外線加温機を使用して(60℃以下)、加温用のパーマ剤またはカーリング剤を使ってかけます。
これらはホットパーマの分類には入りません。60℃以下というのは人間のタンパク質が変性を起こさないようにという配慮で安全のため規制されています。余談ですが60度以上の加温をするには医師免許が必要になります。

コールドパーマ

常温でパーマの薬剤を使用してかけるものを言います。
パーマの元祖は電髪パーマと呼ばれるもので、現在のホットパーマと原理は同じです。
熱を加えるパーマから熱を加えない(冷たい=コールド)パーマへ移行してきました。そして加温式パーマ(ウォームパーマ)が登場し、現在のような、ホットパーマになったわけです。その移り変わりには還元剤やパーマツールが深く関わっています。

スチームパーマ

過熱水蒸気を使い薬剤を活性化し、化学反応も促進するため施術時間の短縮にもつながります。その結果、薬剤のダメージを大幅に軽減する事が出来ます。
ホットパーマよりしなやかな仕上がりです。ラメラ液晶構造再現の手助けとなり髪の保湿力をアップします。

ソニックパーマ(超音波パーマ)

薬剤を効かせたい部分に毎秒37000振動の超音波を発生させる無熱のアイロンを使います。
薬剤塗布後にソニックアイロンを使用して還元を促進。その後にホットパーマを施します。 還元力の弱い(従来の方法ではウェーブやカールを形成出来ない位の)薬剤でもパーマをかける事が出来るので髪に負担をかけません。

サロによって呼び名は様々

サロン独自の呼び名もあると思います。名前に惑わされない様に。あくまでスタイルを作るのは技術です。「このパーマでなければこのスタイルは出来ない。」という事はありません。向き不向きはありますので、スタイルありきで相談する様にしましょう。

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