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巻き方によるウェーブの違い

パーマは薬剤の選択や巻き方、ロッドの形状、スライス幅、温度等、挙げればきりがないですが、様々な要素でかかり具合に差が出ます。ここでは巻き方によるウェーブの違いを、一般的な3種類を例にあげて解説します。
カットウィッグ使用。薬剤:チオ(pH8)加温放置15分、2液5分+10分
使用ロッド:17mm〜13mm ワインディング担当:秋葉

毛先巻き(縦巻き、平巻き)

■毛束の毛先から巻く一番ポピュラーな巻き方。
毛先から巻くので毛先にしっかりとしたウェーブが得られます。根元に行く程ロッドに巻かれる髪の厚さが増しますので根元まで巻き込んでも毛先のようなウェーブは得られません。

根元巻き(スパイラル巻き)

■根元や中間部から巻きはじめ毛先を最後に巻き収める巻き方。
根元から巻き始めるのでペーパーが表面に出ます。毛先巻きよりも根元にウェーブを出す事が出来ます。毛先と根元のウェーブ差が少なくなります。

捻り巻き(ツイストスパイラル巻き)

■捻りながらロッドに巻き付けます。捻りが緩まないよう根元から巻きます。
捻る事でロッドに接地する部分が少なくなりリッジ(ウェーブの返り)が弱くなります。リッジの強いウェーブを出す場合は2〜3段直径を細くする必要があります。

ワインディング(巻き)のバリエーションは∞

今回は3つの巻き方によるウェーブのニュアンスの紹介を致しましたが、その他にも様々な巻き方やロッドの形状があります。複数の巻き方の組み合わせによっても変わってきます。カット同様、担当技術者によって差がでてしまう施術です。パーマメニューの多様化に伴い還元剤の種類も増えた昨今。パーマスタイルは担当技術者とコミュニケーションをとりながら、なりたい雰囲気などをオーダーしましょう。くれぐれも「○○パーマお願いします。」なんてオーダーはいけませんよ。

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