千葉市花見川区幕張本郷の美容室
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自覚症状が無いまま突然円形の脱毛が起きる症状。原因については未だ解明されておらず、免疫疾患、内分泌障害、局部感染、ストレス、遺伝的要因など様々な説があります。現在のところは自己免疫疾患が有力です。
自己免疫疾患とは、異物を認識し排除するための役割を持つ免疫系が、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し攻撃を加えてしまうこと。
私がお客様に円形脱毛症を発見した場合、お客様に自覚症状が無いと判断した場合は、基本告知しません。良性の場合はその大半が気づかないうちに回復します。しかし悪性の疑いがある場合は早期の治療が必要な場合がありますので以下の症状が見られる場合は告知しています。また自分で円形脱毛を発見しても以下の項目が当てはまらない場合は1〜2ヶ月で回復する場合がほとんどです。
■以前確認した時より大きくなっている。または増えている
■脱毛部の頭皮の色が明らかに他の部位と違う。または赤味を帯びている。
■一度改善されたが再発している。
■アトピー体質の方の円形脱毛
■角化異常と思われるフケを伴う脱毛
自覚症状がある方は抜けた毛の毛根をチェックしてみましょう。
A.一般的によく見られる円形脱毛症の毛根
B.円形脱毛症初期の毛根
C.脱毛を繰り返している毛根
D.毛球部の破壊された毛根
脱毛部のすぐ近くの毛髪を引き抜いた際に痛みを感じず簡単に抜けてしまう場合が症状が進行している可能性があります。毛髪の頭皮に対する固着力はおよそ50gです。（通常毛髪を引き抜くのに必要な力）明らかに弱い力でも抜けてしまう場合は早めに専門医の診断を受けましょう。
円形脱毛症時のパーマやカラーリングは原則としてお受け出来ません。頭皮にパーマ液やカラー剤が付いた場合、その刺激によって、脱毛範囲が広がるなどの悪影響が出る可能性は否定出来ません。
科学的根拠の無い民間療法などは症状を悪化させる事もあり得るので、専門医に診断を受け適切な治療を施しましょう。
日本皮膚科学会円形脱毛症診療ガイドライン 2010
